
12才以下の方に・・・歯列育形成のすすめ|歯列育形成の具体的な治療方法|歯列育形成をご希望の方へ
12才以下の方に・・・歯列育形成のすすめ
歯並びが悪くなる原因のほとんどはアゴが小さいことです。アゴが小さいために、全ての歯がきちんと生えることができず、混み合って生えてきたり(「乱ぐい歯」といいます)、八重歯になったりするのです。従来の矯正治療では、この原因に対するアプローチがなされず、便宜的に歯を抜くなどの処置で対応してきました。つまり、対処療法が行われてきたわけです。
それに対して歯列育形成とは、従来の矯正治療では治すことができなかった「アゴの拡大」をすることにより、この大元の原因を治す原因療法です。(対症療法より原因療法の方が優れていることは明らかです。)簡単に説明すると、抜歯をしなくても済むという非常に大きなメリットがあるのです。
従来の矯正治療のデメリット
● アゴを大きくすることができないために、抜歯が必要になる場合が多い。
● 通常、永久歯が生えそろって(12才くらい)から治療を始めるが、その時は歯並びだけでなく骨・歯ぐき・筋肉などの周りの組織ができあがっているため、それを動かすのは生物学的に負担が大きい。
● 無理に歯を動かすために、後戻りの可能性が高くなる。
● 年齢が大きくなってから始めた場合は、治療中に顎関節症になる恐れもある。
それに対して、歯列育形成はデメリットがありません。
●歯列育形成の具体的な治療方法
【1】「プレート」と呼ばれる取り外し可能な装置を 1日12~15時間(夜間のみ、あるいは学校以外)お口の中に入れるだけです。
【2】そのプレートにはスクリューが付いており、それを拡大することによってアゴが大きくなり、永久歯の生えるスペースが確保されます。
【3】来院間隔は3~8週間に1度です。(拡大が進むにつれて、来院間隔は開きます。また、お子さんだけで来て頂いても結構です。)
【4】開始年齢は、5~7才くらいが最適です。8,9才でもできますが、10才を過ぎるとアゴの拡大が難しくなるため、普通の矯正治療の適用になるかもしれません。
拡大期間はおおむね2~3年です。2~3年で拡大自体は終わりますが、永久歯が生えそろうまで(12才前後)フォローします。
拡大が終わっても永久歯が生えそろうまでは責任を持ちます。(期間は長いですが、いい意味で責任を持ちます。)
また、必要があれば、永久歯が生えそろってから短期間ワイヤーを入れると歯並びはより綺麗になります。
お子さまは、驚くほどに順応性が高いため、
プレートにもすぐ慣れます。
お子さまの一生涯の健康を守るため、
歯列育形成の治療方法をおすすめします。
歯列育形成のもうひとつの大きなメリット
『虫歯が一本もなく、かつ削って治療した歯もない』
ということを目標に!
12才で永久歯列が完成した時に、歯並びが綺麗なのはもちろん、「虫歯が1本もなく、かつ削って治療した歯もない」ということを目標にしましょう。
そのために、虫歯の予防措置も行います。つまり、歯のクリーニング・フッ素塗布・シーラント・歯みがき指導などをしっかりと行います(これらは矯正治療費には含まれません)。低年齢からこれらの予防処置をすることによって、虫歯になる可能性は大幅に下がります。
フッ素塗布については歯質が未熟な時期にフッ素を塗ることによって歯の質が丈夫になり(硬くなり)、一生を通じて虫歯になりにくい体質の歯になるのです。
このことは、歯並びが良くなることと同じくらい大きなメリットがあり、お子さまにとっては、必ず一生の財産になると私たちは考えます。
また、1~2ヶ月に一度は来院していただきますので、虫歯予防をご家庭と医院できっちりと管理できます。ただし、100%虫歯にならないということではありません。
●歯列育形成をご希望の方へ
【1】治療内容・治療費をご納得して頂いた上で、治療は開始します。
治療内容について、ご質問・疑問等がある場合は、どんどんご質問ください。
【2】治療費には、虫歯の予防・治療費用は含んでおりません。
※矯正以外の治療費は保険診療となります。
【3】医療費控除の対象となりますので、実際の負担額はかなり軽減されます。
【4】その他、ご不明な点がございましたら、お気軽に当院のスタッフにご相談ください。































